金利を比較!クレジットカードとキャッシングの違いとは?

クレジットカードのキャッシング枠を使ってみたいけど、金利がよくわからないから使うのをためらっているということはありませんか?実はあなたが想像しているよりも、ずっと単純です。このページを読み終わったら、すぐさまキャッシング枠を利用することができます。

実際、私は社会人になるまで自分のクレジットカードを持っていなかったのですが、こんなに便利なら大学に入学してすぐに発行してもらうべきでした。現在では、毎月およそ20万円のキャッシング枠を快適に利用できているので、あまり現金も持ち歩かないようになりました。クレジットカードを掲げている男性

クレジットカードのキャッシング枠って?

以前の私の場合、クレジットカードは「ショッピングの会計時にサッと出して楽に支払いができるカード」というイメージをもっていました。しかしそれだけでは、カードが使えないお店では支払いに困ってしまいますよね。

そこで役にたつのがキャッシング枠です。現在のカードは、ショッピング枠30万円、キャッシング枠20万円というように、用途別に利用限度額が分かれていることがほとんどです。この枠の何が良いのかというと、クレジットカードをつかってATMから現金を借りることができます。このおかげで、カードが利用できない店舗でもクレジットカード1枚で快適なお買い物を続けることができます。

また、引き落とし口座に預けているお金が支払い時に足りないときにも、キャッシング枠は重宝します。本来は無理をして利用する枠ではありませんが、その瞬間にどうしても購入したいものがあるときに、給料日前で残高もあまりないという特殊な状況のときにも活用できます。

キャッシング枠の金利は消費者金融とほぼ同じ

主に消費者金融が業務として行っている一般的なキャッシングと同様に、クレジットカードのキャッシング枠にも金利が設定されています。

2つの違いをあげるとしたら、金利が固定か変動かという点です。
例をあげると、消費者金融の場合は必ず変動制になっており、「○%~○%」という表示になっています。一方で、クレジットカードの場合は「○%」というように固定されているものもあります。楽天カードやエポスカードを見てみると、固定表示になっているのがわかります。

金利は利用限度額によって決まる

固定金利と変動金利を見比べると、やはり%が低い変動金利の方に目が泳いでしまいがちですが、実はどちらを選んでも金利はほぼ同じです。なぜならば、金利が利用限度額によって決められてしまうからです。

金利を18%から15%に下げるためには、キャッシングの限度額を100万円以上にしてもらわなければいけません。しかし、消費者金融のキャッシングを契約しても、クレジットカードのキャッシング枠を利用しても、限度額が100万円以上になることはそうそうありません。ただし、クレジットカード会社によってはキャッシング枠の金利を20%に設定しているところもあるので、必ず比べてから申し込むようにしましょう。

消費者金融の金利を比較してみたいという方は「消費者金融の金利を比較」に載せているので、ぜひ参考にしてください。

ショッピング枠の現金化は「ダメ。ゼッタイ。」

金利のことから少し話がそれますが、近頃蔓延しているのがショッピング枠の現金化です。
仕組みは実に単純で、悪徳業者がカード利用者に買い物をさせることによって、カード会社からその代金を受け取り、手数料を差し引いた現金を利用者へキャッシュバックするというものです。

この現金化は街中で看板やチラシを見かけることもありますが、立派な違反行為になるので絶対に手を出してはいけません。カード会社が規約で違反行為としており、明示されているペナルティだけでも下記のものがあります。

  • クレジットカードの即刻利用停止
  • カード会社からの強制退会
  • 残った債務の一括請求

上記のような事故情報は、個人情報信用機関に記録が残ってしまいます。一度記録された事故情報は、少なくとも5年から最長で10年ほど保管されます。その間は、クレジットカードや消費者金融の審査に大きな悪影響を与えてしまうので、くれぐれも現金化には手を出さないようにしましょう。

カードローンとクレカのキャッシング枠はどちらがいいの?

結論から言うと、キャッシングを利用するならば、消費者金融のカードローンの方が金利やサービスの面で優れています。

金利については、大手消費者金融は上限が18%をこえることがない一方で、カード会社は一部で20%をこえることがあります。また、サービスについては、カードを利用する際の手数料や、初回利用時の無利息サービス等があることからも消費者金融が優れていることがわかります。

あらためて以下にまとめます。

  • キャッシング枠のおかげでクレジットカード1枚でも現金支払に対応できる
  • カード会社の金利には固定金利と変動金利のどちらもある
  • 金利は利用限度額によって決まり、100万円未満ならほぼ同じである
  • キャッシングを利用するならば、金利やサービスの面において消費者金融が優れている

クレジットカード1枚でほとんどの支払いに対応できるのは確かに魅力的ですが、長い目で見ると手数料のかからないカードローンの方が優れています。いずれにせよ、契約前には金利を良く見比べてから申し込むようにしましょう。