キャッシング審査に必要な収入証明書を徹底解説

キャッシングローンを申し込む時、収入証明書の提出が必要となるケースがあることをご存じでしょうか?
キャッシングローンの審査には、借入をする本人の収入を考慮して審査するため、自己申告の年収だけではなく
自分自身の収入を公的に証明する書類が必要となることが多いのです。
高額の借入を希望する場合には、ほとんどの場合、収入証明書を準備する必要があります。
ただし、少額の借入であれば収入証明書の提出が不要なケースもあります。

給与証明書


収入証明書とはどんな公的書類をさすのか?

キャッシングローンの契約にあたって審査時に必要となる「収入証明書」ですが
どんな公的書類をさすのかご存じでしょうか。
キャッシングローンの審査時に目にする「収入証明書」、または「所得証明書」とも言いますが、
それらの証明書は、次に挙げる公的書類をさすことになっています。

提出する書類は?

源泉徴収票、給与支払明細書、課税証明書、確定申告書、特別徴収税額の通知書の5つがキャッシングローンの審査時に必要となる「収入証明書」と呼ばれるものになっています。
これらのいずれかを用意した上で、キャッシングローンの審査に臨むこととなります。
ただし借入を行っている金融機関によっては不要となるケースもありますので
必ずしも全員が用意しなければならないものではありません。従って、キャッシングローンの審査の際には、自分が借入を行う金融機関の条件を確認した上で申し込みを行ってください。


収入証明書はどこで手に入れる

なんらかの会社に勤めており、会社から毎月給与を受け取っている給与所得者に関しては
会社から毎年発行される源泉徴収票や、毎月の給与振り込み時に受け取っている給与支払明細書が一番
身近であり、手に入りやすいでしょう。
源泉徴収票に関しては、毎年年末調整の時期に会社から配布されることになっています。
源泉徴収票が手元に準備ができれば、源泉徴収票一枚で「収入証明書」とみなされますので出来れば源泉徴収票を用意するのがいいでしょう。
源泉徴収票がすぐに用意できない場合は、給与支払明細書を用意するとよいでしょう。
ただし、1ヵ月分の給与明細ではなく、
「2、3か月の給与証明+一年分の賞与明細」と指定されている場合が多いので注意をしてください。


自営業を営んでいる場合は

自営業の場合の収入証明書は、区役所などで発行している課税証明書、および確定申告書が必要です。
キャッシングローンの審査の際には必ず必要な書類です。前もって準備することにより迅速な融資が受けられます。
課税証明書は、お住まいの各自治体の役所の納税課で発行をしています。発行にあたり料金が数百円かかります。
発行の際、運転免許証等の本人確認書類なども必要となりますのでお住まいの各自治体の窓口に事前に確認を取ることをおすすめします。
ちなみに、会社からの給与所得者であっても課税証明書は使うことができます。
会社から発行された書類をなくしてしまった場合は、課税証明書を用意すれば大丈夫です。


収入証明書はなぜ必要なのか

書類の準備が面倒なケースもある収入証明書ですが、なぜキャッシングローンの審査には必要なのでしょうか。
申し込みの際、自己申告での年収も記入しますが、それだけでは金融機関も判断ができないのです。
各金融機関及び消費者金融も返済不可能であろう金額は貸付を行いません。
更に「総量規制」という法律があり、その規定により収入証明書の提出が必要なのです。
法律で年収の3分の1以上は貸付ができないことになっており各金融機関でも年収を詳細に確認しなければならない義務があります。


キャッシングローンで収入証明書が不要な金融機関を探すには

キャッシングローンを申し込みたいが、収入証明書の用意が煩わしい…。
そんなあなたに「キャッシングに収入証明書が不要な金融機関の探し方」をお教えします。
探し方は、単純明快です!
一つは、貸付限度額が50万円以下のキャッシング、カードローン商品を探すこと。(これは銀行系・非銀行系に共通します。)
もう一つは、貸付限度額が100万円以下の銀行系のキャッシングローン、カードローン商品を探すことです。

キャッシングによって限度額が異なる

法律である貸金業法の規制の対象となる貸金業者の場合、限度額が50万円以下の商品で、貸金業法の規制の対象にならない銀行系の場合は限度額が100万円以下の商品の中から収入証明書の提出が不要な商品を探していくことが効率的な方法です。
同じ貸金業者や銀行でもキャッシングやカードローン商品の限度額によって収入証明の提出がいる場合といらない場合があるので
お気をつけください。


まとめ

キャッシングの審査の際に必要となる収入証明書について解説をしましたが、
それはは必ずしも必要ではないことが分かりました。少額の借入であれば必要になるケースはほとんどありません。
中には、収入証明書不要で今すぐ申込ができる金融機関もありますし、即日借入可能となっている金融機関もあります。
なのでキャッシングローンを申し込みする際は自分に合ったキャッシング、カードローン商品を探すことをお勧めします。