苦しい借金の返済…完済の方法はあるの?

借り入れたお金の返済で悩んでいる人は全国に多く存在します。現在は国民の9人に1人が借金している時代です。消費者金融から借りている金額の平均は47万円だと言われていますが、小額キャッシングなら何も恥じるところがないというのが現代のキャッシング事情です。
これは消費者金融からお金を借りている人だけでなく、クレジットカードのキャッシングを利用している人なども含まれます。今後もっとキャッシングが身近になることが想定できますし、借金の返済で悩む人の割合も大きくなることが予想されます。

悩んでいるカップル


多重債務の返済で悩んでいるなら早い段階でおまとめローン

借金の返済で悩んでいる人の多くが、多数の借入れで悩んでいます。多重債務で悩んでいるなら早い段階で借金の一本化ができる、おまとめローンでのキャッシングを行いましょう。
借金の一本化を行うことによって適用金利の引き下げ、返済日を一日にまとめることができるなど多くのメリットがあります。

消費者金融のおまとめローンと銀行のおまとめローン

おまとめローンにもカードローンと同じく種類があります。消費者金融が運営しているおまとめローンと銀行のおまとめローンでは、設定が全く違います。
銀行のおまとめローンは当然消費者金融のものより低金利の設定が組まれており、おまとめローンの金利を引き下げるという効果をより大きなものにできます。
消費者金融は金利こそ高いですが、審査基準が銀行より柔軟なので、借金の返済に逼迫しているような多重債務に苦しむ人を助けてくれるはずです。
消費者金融のおまとめローンと銀行のおまとめローン、どちらのメリットが優れているのか、「消費者金融のおまとめローンVS銀行のおまとめローン!頂上対決」で詳しく書いてあります。


おまとめローンより大きな効果を得られる債務整理

おまとめローンは気軽に個人で行える返済完結への手堅いアプローチですが、効果は小さいのと、審査に通らないとキャッシング不可能であるという特徴もあります。
より確実に、もっと大きな効果を得たいならば任意整理や個人再生など、債務整理の手続きを行うことをおすすめします。弁護士や司法書士など専門家の助けが必要になるものの、借金の返済額をかなり少なくすることができます。

最終手段が自己破産

債務整理の中でも一番効果の大きな手続きが自己破産です。返済額を減らすどころか今後は借金の返済が免責になるということで、本当に借金の返済で思い悩む人の最後の手段としてお馴染みです。
自己破産を行うと、借金が免責になる代わりに、財産の多くを失うことになるという大きすぎる代償があります。借金の返済で苦しんだ場合の最後の手段として選択肢には置いておきましょう。


約定返済額を返済しているだけではダメ

月々最低返済額を消費者金融などに返済しているだけでは、いつまで経っても返済完結にはなりません。約定返済額は月数千円の設定が組まれた消費者金融や銀行が多いですが、ここで返済するのはほとんどが利息だからです。
いくら利息ばかり返済していても意味がありません。もし返済完結に少しでも早くたどりつきたいならば、予定を繰り上げた繰り上げ返済を行いましょう。

繰り上げ返済の設定は業者によって異なる

繰り上げ返済をどのように行うことができるのか。その設定は消費者金融や銀行によって異なります。キャッシング時と同じく提携ATMから行う場合と、ネットから返済が可能な消費者金融や銀行なら即時返済にも対応しており便利です。これならいつでもどこでもスマートフォンなどから気軽な返済が可能ですよね。
お金に余裕があるときに追加で繰り上げ返済を行いましょう。


返済が遅れると信用情報に傷がつく

借金の返済が遅れることによって生じるデメリットはもちろんあります。信用情報機関という専門機関に残ってしまう信用情報に、返済遅延が延滞情報として残ってしまいます。
その記録は信用情報機関の種類によっても変わりますが5年ほど残ってしまい、その期間はキャッシングやクレジットカードの審査で不利となってしまいます。
返済の遅れのほか、債務整理を行った情報も信用情報機関に残ってしまい審査で不利です。自己破産の情報は長く残ってしまい、最長で10年ほど残ってしまいます。

返済が遅れると取り立てが来る?

借金の返済にまつわるイメージとして、返済が遅れると金融会社の人間が家や職場まで取り立てに来るというイメージがあります。
しかし取り立てに関する法律も明確に定められており、家や職場に金融会社の人間が返済の催促に来るということはありません。


まとめ

借金の返済が苦しいなら、多重債務を一本にまとめることができるおまとめローンの利用や、借金の返済額を大きく減らすことができる債務整理の手続きを行いましょう。
返済が遅れた情報は延滞として信用情報に残ってしまい後のキャッシングやクレジットカード発行時の審査で大きく不利です。とはいえ、返済が遅れても家や職場に取り立てに来るなんてことはありません。
できるだけ余裕があるときに月々の約定返済額以上を繰り上げ返済して、できるだけ早い返済完結を目指しましょう。