無利息キャッシングに関する基礎知識を深めよう

最もお得にキャッシングを利用するならば、おすすめは無利息キャッシングです。
「無利息」という響きからしてお得なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、本当にリーズナブルに利用することができるのでしょうか。
無利息キャッシングとはそもそもどのようなものなのか、基本知識を確認してみたいと思います。

財布を持った女性


無利息は期間限定

無利息キャッシングといっても、いつまでも無利息のままというわけではありません。
7日間、30日間、180日間等、期間は限定されている商品がほとんどなので注意しましょう。

無利息キャッシングの利用条件

無利息キャッシングによっては対象者を初回利用者のみの限定にしているところもあります。
まだ、その金融機関からの借入がない場合には、非常にお得です。


無利息キャッシングはどこが提供している

かつては無利息キャッシングを提供しているのは消費者金融だけでした。
しかし、最近では銀行もサービスを開始しています。

契約日と借入日の違いに注意!

たとえば30日間無利息キャッシングを利用する場合に注意しなくてはいけないのは「いつから数えて30日なのか」という点です。


契約日と借入日の違い

ここで注意しなくてはいけないのは、契約日と借入日の違いです。
無利息キャッシングを契約して実際に借入れを行うまで間があいてしまったとします。
その場合も、無利息期間としてカウントされるケースもあるということを覚えておきましょう。

無料期間のシミュレーション

たとえば、契約日の翌日から30日間が無利息になるプランを4月1日に契約したとしましょう。
実際の利用日が4月8日だった場合、無利息期間は24日に短縮されることになります。
約一週間も減ってしまうのはもったいないことです。

無利息キャッシングの具体例

もし、10万円を30日間無利息で借りたらどうなるのでしょうか。
具体的にシミュレーションしてみましょう。

いつまで無利息になるのか

6月1日に30日間無利息のプランで10万円を借入れたとします。
この場合、6月2日から7月1日までの合計30日間の利息が無料になります。
すなわち、7月1日までに10万円全額を返済すれば、一切の利息を支払わなくて良いのです。

「1ヶ月もあればどうにかなる」と、軽い考えで利用する人もいるということですが、あまりおすすめはできません。
期間内に完済できてこそ、無利息キャッシングのお得さが際立ちます。


もし無利息期間に完済できなかったら

30日というのはまだ長い無利息期間で、なかには一週間ほどしかない商品もあります。
期間内に完済できなかったらどうなってしまうのでしょうか。

無利息期間後に最初の返済日が来る場合

日割りで設定された利息分を支払います。
金利は利用者ごとに審査で設定されています。
とくにペナルティが課せられるわけではないので、そう恐れる必要はありません。
しかし「無利息」という点に魅力を感じていた人にとっては、大きな痛手でしょう。

無利息期間中に最初の返済日が来る場合

多くのケースで、無利息期間中に最初の返済日がやってきます。
この時、必ず最低返済額以上を返済する必要があります。
もし、この返済を滞ってしまうと、自動的に無利息期間が終了し、翌日から利息が発生することになるので要注意です。


無利息キャッシングは本当にお得なのか

どのような使い方をすれば無利息キャッシングをお得に利用できるのでしょうか。
無利息期間に完済するものとして金利18%でいくつかのケースを比較してみましょう。

10万円の借入れを行う場合

無利息期間が7日ならば節約できる利息は345円、30日間ならば1479円、180日間ならば3687円になります。
このように、無利息期間が長く設定されているほど節約効果は大きいのです。


低金利キャッシングどちらがお得か

銀行が提供している低金利キャッシングは無利息キャッシングの約半分の利子ということもめずらしくありません。
しかし、無利息期間が長いキャッシングで10万円程度の少額を借入れる場合には、低金利キャッシングよりもお得になるケースが多々あります。
「1週間後の給料日まで5万円だけが足りない!」というような場合には、低金利キャッシングよりも無利息キャッシングがおすすめなのです。

……いかがでしたでしょうか。
一口に無利息といっても、お得になる場合とそうでもない場合があるのですね。
とにかく、あと数日後に返済するめどが立つという場合には、無利息キャッシングを利用してみるというのもひとつの方法です。
よく比較検討して、計画的に利用することをおすすめします。