カードローンの審査にかかる時間は平均してどれぐらいなのでしょうか。
ここでは、業種別のカードローンの審査にかかる時間と、審査に時間を掛ける理由をご紹介します。
銀行系カードローン
銀行系カードローンの審査は時間がかかるとイメージしている人も多いでしょう。
金融機関の中でも貸付に厳しいので、銀行からお金を借りることに時間がかかる点は事実です。
たとえば、審査結果が出るまで一週間もかかるカードローンもあります。
しかし、最近では即日審査、しかも30分しかかからないというカードローンもあります。
各銀行によってカードローンの審査にかかる時間はまちまちなので、フリーダイヤル等に聞いてみることをおすすめします。
消費者金融系カードローン
消費者金融系カードローンは、審査に時間がかかることがないという点をウリにしているものが多々あります。
インターネットを利用すればさらにかかる時間を短縮することもできます。
即日審査をセールスポイントにしている消費者金融系カードローンは少なくありませんが、30分以内という大変スピーディーな商品もあります。
信販系カードローン
信販系カードローンの審査は時間がかかると言われています。
確かに早くても一日、一週間ほどかかるケースもめずらしくありません。
しかし、キャッシング枠つきのクレジットカードを所有しているならば、あらためて審査を依頼することなく、すぐに借入を行うことが可能です。
カードローンの審査に時間がかかる理由
いったいなぜ、カードローンの審査には時間がかかるのでしょうか。
返済能力を確認したい
金融機関にとって貸し倒れは大変な損失です。
返済能力のない人に貸付を行うことのないように、時間はかかるのですが、しっかりと審査しているのです。
督促にかかる経費もバカにならない
もし、返済能力はそこそこあるものの、返済が滞りがちな人にお金を貸してしまったとしましょう。
金融機関は人件費、交通費、通信費などを費やして督促しなくてはいけません。
そういった費用に比較すれば、時間のかかる審査に必要なコストはほんのわずかです。
つまり、多少の費用をかけてでも時間のかかる審査をじっくりと行うことは金融機関にとって大きなメリットがあることなのです。
そのため、カードローンの審査には時間がかかるのです。
カードローンの審査でチェックされる項目
時間のかかるカードローンの審査ですが、どのような項目をチェックしているのでしょうか。
重要なチェック項目
カードローンの審査でとくに重視されているのが、年収、勤務形態、勤続年数、信用情報です。
これらの項目を慎重に確認するため、どうしても時間がかかるのです。
信用情報とは
信用情報とは信用情報機関に登録されている個人のローン、キャッシング等の申し込み履歴、借入件数、返済実績などになります。
もし、返済遅延があれば当然ブラック情報として残されていますし、審査を通過しにくくなってしまいます。
カードローンの申し込みで注意する点
カードローンの審査にかかる時間を短縮したいと言う人もいると思います。
少しでも短縮するためにはどうすれば良いのでしょうか。
記入は正確に
書き間違い、記入モレ等があると再確認を行わなければいけない場合もあり、どうしてもさらに時間がかかることになります。
場合によっては虚偽の記入をしたと見なされ審査を落とされることもあるので注意しましょう。
嘘は厳禁
カードローンの審査にかかる時間を少なくしようと借入金額、借入総額を少なめに書く人もいますが、これはかえって逆効果です。
もし、年収に対して借入が大きなウエイトを占めているとしても、正直に申告するようにしましょう。
即日借入をねらうならば申し込みは午前中までに
確実に即日借入をするにはいくつかの点に注意しましょう。
午前中までに申し込む
いくらあまり審査に時間がかかることのないカードローンでも、タイムリミットはあります。
とくに、振り込みを依頼したいと考えているならば銀行の営業時間も考慮しなければいけません。
遅くても午前中には申し込みを完了しておくようにしましょう。
もし、インターネットでの申し込みもできるようならば、前日の夜のうちに申し込みを済ませておくというのもひとつの方法です。
……いかがでしたでしょうか。
カードローンの審査に時間がかかるのはイヤという人でも、工夫次第では即日審査も十分可能です。
計画的に挑戦してみてください。