カードローンの審査に落ちてしまったあなたが、次回の審査に落ちないための方法

あなたは、前回申し込んだカードローンの審査に落ちてしまいました。しかし、がっかりする必要はありません。カードローンの審査に一度落ちてしまったとしても、次回申し込むカードローンの審査に落ちないためにはどうすれば良いのか…それを前向きに考えていけば良いのです。
カードローン審査における基礎情報から、あなたが審査に落ちてしまった理由、そして次回の審査に通るための審査対策をお教えします。

悩ましげな男性

そもそも、カードローン審査で見られる情報とは?

まずは、カードローンの審査で見られる情報を調べてみましょう。主に消費者金融のカードローン審査で見られるのは、「属性」と「信用情報」です。それぞれの情報が消費者金融の審査基準を満たさないと、審査には通りません。
それぞれ1つずつみていきましょう。

審査で見られる【属性】

まずはじめに審査で見られる重要な情報が、「属性」です。属性には、主に支払い能力に関する情報が集まっています。主に見られるのは、

  • 年齢
  • 職業
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 年収
  • 居住形態
  • 居住年数
  • 健康保険の種類

これらの情報を、特に重要視されます。意外と知られていないのが、「年齢」の情報が「属性」の審査で重要であるということ。一番審査で有利なのは26歳から35歳の年齢層です。この年齢層が、過去の統計上一番支払い能力が高いというデータが残っています。
もちろん、年収が高ければ高いほど高スコアですし、勤続年数も長いほど高いスコアとなります。その他の情報も加点形式で審査され、最終スコアが消費者金融の定めた基準を満たしているかどうかが重要です。

審査で見られる【信用情報】

属性に問題が無くとも、この「信用情報」の審査が基準を満たさなければ、カードローンの審査に落ちてしまいます。それくらい、この「信用情報」は審査において重要な情報です。
信用情報に残る情報は主に、

  • クレジットカードやキャッシングへ申し込んだ記録
  • クレジットカードやキャッシングへ契約した記録
  • お金を借り入れた記録
  • 返済記録 支払い記録
  • 債務整理の記録

特に審査で重要になるのが、返済の記録に遅延が無かったか、また債務整理の記録がまだ残っていないかという情報です。返済遅延や債務整理の記録が消えるまでには、短くとも5年ほどかかるため、この間は審査で不利な状況となってしまいます。
返済遅延や債務整理の記録が信用情報に残っていると、消費者金融は審査時に「返済能力が低い」と判断するからです。

信用情報に問題があっても審査に通る消費者金融がある?

しかし、消費者金融の中には、信用情報に問題がある状態でも審査に通す消費者金融があります。そうした消費者金融は、知名度の高い大手消費者金融よりも規模の小さい、中小消費者金融です。
しかしそうした審査が柔軟な消費者金融の中には、誰でも審査に通すヤミ金の存在が混じっていることにも注意が必要です。
ヤミ金は誰にでもお金を貸し付けるほど審査に柔軟ですが、一度お金を借りると、法外な利息を請求されてしまいます。また、返済が滞ると暴力的で悪質な取り立てを行うのも、ヤミ金の持つ特徴です。

怪しげな男性

カードローン審査の流れは?

カードローン審査で見られる情報がわかったところで、ここからは審査がどのような手順で行われるのか、カードローン審査の流れをみていきましょう。審査基準の設定は、それぞれのカードローンを扱う会社によって異なるものの、審査の流れは大きな違いがありません。

1.入力内容を元に消費者金融のコンピューターが審査

まずは、申込み時に入力された情報を元に、消費者金融のコンピューターが審査を行います。この段階では、コンピューター制御の審査が行われるので、審査の精度が高いとは言えません。しかしその分、時間のかからない審査が可能です。

2.必要書類を審査

コンピューターの行う審査に問題が無ければ、書類の提出を求められます。そこで提出された、「本人確認書類」と必要であれば、「収入証明書」の審査を、実際の審査担当者が行います。ここから初めて、消費者金融の審査担当者が登場します。
この書類の情報と照らし合わせる事で、入力情報に関する嘘が発覚することもあります。

3.申し込んだ人の職場に在籍確認を行う

入力情報に記載されていた職場へ、審査担当者から直接電話をかけて、「本当にその職場に在籍しているのか」確認を行います。当然、在籍確認が取れないと、その時点で審査落ちです。
あらかじめ「在籍確認対策」として、職場に電話がかかってくる旨を周知しておくか、在籍確認の電話を自分が出れるようにしておきましょう。

あなたがカードローン審査で落ちた理由とは?

それではここからは具体的に、あなたがどうしてカードローン審査に落ちてしまったのか、その理由を考えてみましょう。さらに、審査に落ちた理由の目星がついたら、その対策を考えてみましょう。

属性に問題があったことで審査落ち

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最終的に割り出された「属性」のスコアが、消費者金融の審査基準を満たさなかったことで審査に落ちてしまう人も多いです。属性の中でも細かく条件をみていきましょう。

収入が極端に少ない

属性において、収入は重要な審査基準です。消費者金融が求めるのは、多額の年収よりも定期的で安定した収入です。
しかし、100万円以下の極端に低い年収では審査に落ちてしまいます。

収入が原因でカードローン審査に落ちたなら

収入が原因で審査に落ちてしまったとしたら、その収入に関する問題を解決するべきです。、今の職場の収入が不足しているなら、もっと収入の金額を増やす努力を行ってください。副業を始めるのも一つの手ですよね。

収入が安定していない

収入が安定してない場合も審査に落ちる原因となります。例えばお笑い芸人や芸術家など、会社勤めではない人気商売の人は、カードローンの審査でかなり不利です。そういった不安定な収入の人は、たとえ年収が多くとも、「収入が安定してない」という理由で審査に落ちてしまいます。

収入が安定しているとみられるには

一つの職場で働いている年数「勤続年数」が長いと、消費者金融から「すぐには辞めない」と判断されるので、「収入が安定している」と見られます。さらに働き方も、「非正規雇用」から「正規雇用」になることで「収入が安定している」と見られます。

その他属性の審査で有利になる方法

少しでも、カードローンの審査で有利な「属性」を作るための対策を行っておきましょう。

賃貸より持ち家に住む

賃貸よりも持ち家に住んでいる人のほうが、より審査に有利な「属性」となります。これから持ち家を手に入れるのは難しいですが、参考程度に頭に入れておいてください。

同居人を作る

同居人がいることで、「返済を肩代わりしてくれる可能性がある」とみられるので、審査の有利な属性となります。家族でもかまわないので、同居人を作るのも審査に有効です。

結婚する

未婚の状態よりも既婚の方がカードローン審査に強い属性となります。もし現在結婚するか迷っているならば、可能ならば今この時、結婚に踏み切ってみては?
しかし、あまりにも申し込んだ人の年齢が若いと、反対に既婚者の方が審査で不利となります。ちなみにこれらはあくまで、今までの統計で出されたデータによるところが大きいです。

固定電話を引く

携帯電話しか持っていない人より、固定電話を家にひいている人の方が、審査に強い属性となります。固定電話を家にひいて、それによってお金を損してしまったら本末転倒ですから、この問題も参考にしてください。

信用情報とカードローン審査の関係

信用情報に問題があった時点で、カードローン審査に落ちてしまう人が多いです。信用情報に残る記録は審査に大きな影響を与えてしまうのです。

返済遅延で審査に落ちる

まずわかりやすい信用情報に残る問題は、過去のキャッシングにおける返済の遅れ、「返済遅延」です。一度や二度多少返済が遅れたくらいでは記録が残りませんが、何度も返済遅れが続いているようだと、信用情報に不利な情報として残ってしまいます。

返済遅延で審査に落ちたら?

返済遅延が信用情報から消えるまでには、短くとも5年ほどかかります。その期間カードローンの審査に通らないことを理解して、審査に申し込まないのも一つの方法です。もしくは、返済遅延の記録が残っていても審査に通るような、柔軟な審査を行う消費者金融へ申し込むのも一つの方法です。

債務整理の記録で審査に落ちる

任意整理や自己破産など、債務整理を行った記録が信用情報に残っていた時点で、審査に不利となります。実際に行った債務整理の種類によって、信用情報に残る期間が異なります。例えば、任意整理などならば5年間、自己破産を行うと最長10年間は記録が消えません。
債務整理を行うと、カードローン審査に通りにくい状態になることを覚悟してから行ってください。

債務整理が原因で審査に落ちたら?

債務整理が原因で審査に落ちた場合も、返済遅延で審査に落ちた場合と同じです。債務整理の記録が信用情報から消えるのを待つか、債務整理の記録が残っている状態でも、審査に通る消費者金融へ申し込んでください。

借入件数で審査に落ちたかも

すでに他社からお金を借りているとしたら、その借入件数が原因で審査に落ちてしまったことも考えられます。
借入件数が4件、5件と多すぎると、消費者金融は「支払い能力が低い」と見なすので審査に落としてしまうかもしれません。この場合は繰り上げ返済や一括返済で借入件数を減らすか、おまとめローンを利用して借入件数を一件にまとめるのも効果的です。

クレジットカード料金の支払い遅れも審査に影響する

他にも、クレジットカードの支払い情報も信用情報に残ってしまいます。クレジットカード利用代金支払い遅れも、信用情報機関同士で「CRIN」というシステムを通して共有されています。

携帯電話料金未納も信用情報に残る

携帯電話の本体代が高くなっているので、その支払い料金を分割払いで支払う人が多くなったので、月々の携帯電話料金の金額は高くなりました。
この携帯電話支払い遅れも、信用情報に記録されてしまいます。特に、携帯電話料金をクレジットカードで支払っている人は、カード情報が残ることもあり二重に注意が必要ですね。

次回申し込んだ審査に落ちないための審査対策

タブレットを持って調べる女性

全開申し込んだカードローンの審査に落ちてしまったとしても、次回申し込んだカードローンの審査に落ちなければ良いのです。ここからは、次回のカードローン審査に通りやすくなるための、審査対策についてお話します。

正確に、正直な情報で申し込む

まずは申込み情報の入力画面に入力する情報を正確にすること。これがまず最初の審査対策です。申込情報と実際の情報に誤差が見つかった時点で審査に落ちてしまいますし、審査の過程で嘘が見つかったとしても、当然審査に落ちてしまいます。

どうして嘘がバレる?

なぜカードローンの審査において嘘がばれてしまうのでしょう。それは、まず多いのが提出した書類の情報を元に、担当者が不備を見つけるパターン。また、もし働いていない職場で申し込んだとしても、審査の最後にある「在籍確認」でバレます。そして、現在すでに他のキャッシングやクレジットカードへ申し込んでいた場合は、その情報と照らし合わせることでも嘘が発覚します。
消費者金融は過去何万人もの審査を行ってきた、言わば「審査のプロ」です。簡単に嘘が通じるとは思わないことです。

復数のキャッシングに同時申し込みをしない

一ヶ月などの短期間に、復数のカードローンへ同時に申し込むのも、審査に落ちてしまうきっかけとなります。短期間に復数のカードローンへ申し込むと、消費者金融から「同時に申し込まないといけないほど生活に困窮している」と認識されるからです。
申し込むカードローンは、絞り込んだ一社か二社程度にしておくことをおすすめします。

先に「お試し審査」を受けておく

消費者金融などによっては、公式ホームページ上に「お借入診断」という、簡単な情報の入力で仮審査結果を知ることができるサービスに対応しています。
例えば、大手消費者金融のプロミス、プロミスも公式ホームページ上に「お試し診断」というサービスがあります。

プロミス お借入診断

お試し審査を先に受けておけば、そのカードローンの審査基準がどれくらいの厳しさか、だいたいの目安を立てることができますよね。

借入希望金額を少なく申し込む

借入希望金額が小額なら小額なほど、審査に時間がかからず、審査基準も優しくなります。必要ないならば、10万円程度の借入希望金額で申し込んでおきましょう。

カードローン審査Q&A

ここからはカードローン審査に申し込む人の多くが抱きがちな疑問と、その答えも説明します。

カードローン審査とおまとめローン審査って違う?

消費者金融のカードローン審査と、おまとめローンの審査では、見られる内容は似通っているものの情報の優先度が異なります。なぜなら、そもそもおまとめローンは多重債務者が利用ターゲットですから、借入件数が多くとも審査に通ります。
対してカードローンの審査では、多数の借入件数を抱えた状態では審査においてかなり不利です。
他にも細かく、審査で見られる情報の質が異なるのが、カードローン審査とおまとめローン審査です。

カードローン審査とクレジットカード審査は違う?

カードローン審査と同じくクレジットカードを作る際の審査でも、同じく「支払い能力」を審査されます。しかし、信用情報の審査で違いが出てきます。クレジットカードの審査で見られるのは、主に過去のクレジットカードを使って支払いを行った記録ですから、キャッシングの記録はあまり重要視されません。
キャッシングにおける債務整理の記録など、大きな記録でない限りクレジットカードの審査で影響が出ることはありません。

銀行カードローンの審査は厳しい?

キャッシングの審査を多少理解している人のイメージでは、「消費者金融のカードローン審査は甘く、銀行カードローンの審査は厳しい」というものがあると思います。しかし、最近は銀行カードローンの審査もかなり柔軟になっており、審査にかかる時間も短くなっています。これは、銀行が個人融資のニーズに応えていること、そして銀行カードローンの多くで、大手消費者金融が保証会社についていることが影響しています。

審査の柔軟な銀行カードローン「三菱東京UFJ銀行カードローン」

具体的に審査が柔軟で、審査に時間もかからない銀行カードローンを、一つご紹介します。それが、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」です。

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」-468-60-20160808
金利 限度額 審査
1.8~14.6% 500万円 最短30分

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、最短審査30分、その後のカード発行も最短40分という優れものです。低金利かつ即日融資にも対応している、カードローンの設定として理想的なものが組まれています。

どのカードローン審査が甘い?

カードローンの審査では、少しでも審査基準の甘いカードローンに申込みたいと思っている方も多いでしょう。しかし、はっきりとこのカードローンは審査が甘いという断言はできません。
しかし、審査基準の目安を調べる助けとして、大手消費者金融が株主向けに公開している「審査通過率」があります。

消費者金融名 審査通過率
プロミス 41.9%
アイフル 44.8%
アコム 48.0%

他にも、株主向けのIR情報でカードローンのに関する情報を詳しく知ることができますから、利用者にとって助かる情報が手に入るはずです。

まとめ

カードローンの審査についてわかっていただけたでしょうか。
今回は、前回申し込んだカードローンの審査に落ちてしまったあなたのために、記事を書きました。大手消費者金融のカードローンの審査通過率は、50%に満たないほど。およそ申し込んだ二人に一人は審査に落ちているのです。一度審査に落ちてしまったとしても、諦めず、今回審査に落ちた理由を正しく受け止めて、次申し込む審査に落ちなければ良いのです。
今回の記事が、再びカードローンへ申し込むあなたの助けになることを、願っています。
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