カードローンでお金を借入れる前に審査があり、その審査に申し込む際には必要書類を提出することになります。この必要書類に不備があった時点で、いくら審査に有利な属性を持っていようと、過去のキャッシング履歴に問題ない信用情報があろうと審査に落ちてしまいます。
借入れる本人の情報を表す本人確認書類がそもそも揃っていない場合があればその時点で審査に落ちてしまいます。一定基準以上の借入金額になると自身の収入を表す収入証明書の提出を求められるケースもあります。その時には近い時期の給与明細や源泉徴収票など、自分の収入状況を証明できる書類をあらかじめ準備しておきましょう。
本人確認書類の提出は不可欠
消費者金融への申し込みの際にも、銀行への申し込みの際にも等しく必要になるのが本人確認書類です。個人情報を証明するためには以下の書類を提出する必要があります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 運転経歴証明書
- 住民票
一番気軽なのが運転免許証ですが、中には運転免許証を持っていないという方も多いのではないでしょうか。それならば健康保険証などその他自分の情報を証明できる書類で代わりとすることができますが、健康保険証には顔写真が無いなどの理由でほかの書類の提出を求められることもあります。
銀行より消費者金融のほうがそうした本人確認書類には厳しく、書類の不備や在籍確認を理由に審査で簡単に落とされてしまいます。
一定金額以上の借入には収入証明書が必要
数百万円以上の借入には収入証明書が必要になってくる場合があります。消費者金融の多くは50万円以上の借入に収入証明書が必要になることが多く、銀行カードローンでのキャッシングには200万円以上など余裕があることが多いです。そもそも消費者金融からのキャッシングには総量規制がかかり、年収の3分の1までしかお金を借りることができません。
銀行カードローンから借入れるお金には制限がかからないので、そうした理由もあり収入証明書の提出が必要ないのかもしれません。消費者金融の審査が甘いのは小額キャッシングに特化した利用に向いているからだとも言えます。
審査に不備があると提出を求められることもある
審査の段階で見られた信用情報や属性に問題が見つかると、たとえ小額キャッシングでも収入証明書の提出を求められることがあります。働いている会社や働き方に疑問を持たれてしまうことで収入証明書の提出を求められて、その後の在籍確認でも審査に落とされてしまうケースがあります。
もし収入証明書の提出を求められた場合は素直に従いましょう。
借入目的で業者を使い分けましょう
小額キャッシングならば必要書類無しで即日融資にてお金を貸してくれることが多い消費者金融。そして時間がかかってしまうことがあるものの、かなり大口の融資にも対応できる銀行キャッシングをしっかり使い分けましょう。
大口のキャッシングなら銀行カードローン
大口の融資にはどうしても消費者金融よりも銀行の方が適しています。総量規制にかからないこと。また高額限度額に対応していることと、消費者金融と比べるとかなり金利を低く設定されているからです。銀行の中には1000万円まで限度額を設定できるものがあるので、かなりまとまった大口融資の予定があるなら銀行カードローンなど銀行キャッシングを利用しましょう。
銀行の中にも即日融資にも対応しているものがありますが、消費者金融の審査よりも厳しい審査基準をクリアしなくてはなりません。
小額のキャッシングならば消費者金融のカードローン
小額キャッシングならばやはり消費者金融です。自動契約機を使ったキャッシングでも、ネットからの申し込みでも時間のかからないキャッシングを利用できるというメリットがあり、小額の借入には収入証明書の提出も必要ありません。