キャッシングの利用目的によって審査に違いが!?

生活の場面で急にお金が必要になったというときは、誰しもあると思います。
しかし、こんな私的な利用目的でいいのだろうか、誰もが感じる不安感ですよね?
今回は、キャッシングの利用目的は審査に影響するのかをご紹介し、皆さまが少しでも利用しやすくなる助けになればと思います。
そもそも、キャッシングの審査の種類によって、審査基準や審査項目に違いがあります。そういった内容が気になる方は「キャッシングの審査とその他の審査の違いとは?」を読んでみてください。

財布を持って悩む男性


キャッシングの利用目的は基本は自由

では、キャッシングの利用目的には審査に大きく影響するのでしょうか?
キャッシングの個人的な利用目的については特に制限はありません。
極端な話では、ギャンブルでの負債の補填にキャッシングの利用でも問題ありません(あまり、社会的に好ましいとは言えませんが)
ただ、基本的な利用目的に制限はありませんが「事業目的」でキャッシングを利用すると、事業目的用のものに案内されるので、注意が必要です。
また、利用目的に制限はないとは言ったものの、実はこの利用目的について尋ねることは貸す側にとっては非常に大切です。

消費者金融が不審に思うのは

例えば、利用目的がギャンブルや借金の補てんであった場合、先でも述べたように「この人に貸して、本当に返ってくるだろうか」という疑いの目をかけられてしまいます。
また、答え方が不自然であったり、ウソをついているんじゃないかと思われるような態度をとってしまうと貸してもらえなくなるということがあるようです。(特に銀行カードローンだと厳しいようです)
利用目的自体に制限はありませんが、それを申告する際に相手から信頼を得られるような内容であるかどうかが大切なようです。
さて、キャッシングを利用する上で目的による制限はないことが分かりました。

では、次に実際にキャッシングの審査で重要視されるものは何なのかについて説明します。


審査の時に重要視される項目は?

まずキャッシング審査の時に重要視される項目について見ていきます。
重要視される項目は

  • 5年あるいは7年以内に債務整理を行っているか?
  • クレジットカードの所持枚数(多いと通らない可能性があります)
  • 携帯電話などの通販などの割賦支払いに遅延があるかないか

の三つが重要視されます。

要はこの人にお金を貸したらきちんと返してもらえるかどうかを見ているわけです。
相手は慈善事業で貸してるわけでなく、商売で貸しており、その利息で儲けを得ているのでこの判断は必然と言えるでしょう。


債務整理はキャッシング審査に響く

上記項目にも書きましたが、一般的にキャッシング審査で重要視されるのは「返済能力」の有無です。

まず、債務整理をしている方
キャッシング会社でなく個々の、お金の貸し借りでも、前にお金を返せかったという人にお金を貸したいとは思いませんよね?
それはもちろん、キャッシング会社も同様です。

基本、債務整理を行ったかたは債務整理をうけたあと5年ないし7年以内の間はキャッシングはできないとされてます。


意外!クレジットカードの多数所持はひっかかる原因

クレジットカードをたくさん持っている人は、多数の消費者金融からの信頼も厚く、審査も簡単に通りそうなイメージですが、実は法律上「個人が借りれるキャッシング枠」に制限があります。
クレジットカードで使われるキャッシング枠も「個人が借りれるキャッシング枠」の一部とみなされ、クレジットカードの多数所持により、「個人が借りれるキャッシング枠」の上限に引っかかるというパターンが多いです。
もし、キャッシングを考えてる人で、クレジットカードを多数所持してる人はクレジットカードを一旦整理してからのキャッシング審査をおすすめします。

なお、「個人が借りれるキャッシング枠」とは「年収の3分の1」とされてます。


携帯電話、通信販売の割賦支払いはキャッシングに因果する!

意外なとこですが、携帯電話の月々の支払いやテレビやネットなどの通信販売で割賦支払いを利用することもキャッシング審査への影響をもたらします。

携帯電話の支払いや通信販売を支払い忘れた月があると「延滞」と記録され、審査の際、この「延滞」の記録があることで、キャッシング審査に通らないというパターンもあります。

以上が、キャッシングの利用目的に関する事項とキャッシング審査の際に重要視される三項目となります。


審査に必要なのはやはり信頼!

以上、キャッシングの利用目的や審査に関わる事項について、紹介いたしました。
やはり、キャッシングの審査において大切なのは「この人に貸してもちゃんと返してくれる」という信頼です。
個人で返せる範囲で、無理のない資産運用を心がけて、相手から信用してもらえるような人間であることを心がけるようにしましょう。”