キャッシング前の審査では属性を詳しく見られることになります。属性とは、申し込んだ人がどれくらい収入をもらっているのか。どこでどんな働き方をしているのかの情報。収入が多く、雇用形態が正規雇用の人は審査で有利な属性だと言えます。
属性が強ければ強いほど審査に通りやすくなるのは言うまでもありません。また属性が強いほど初回融資額が多くなります。
正社員でしっかり安定した収入があり、勤続年数もそれなりの長さだったなら、初回融資50万円などありえます。反対に不安定な属性だったなら審査に通るのがやっとで、初回借入限度額10万円なんてことも珍しくありません。
もしこれ以上のお金を借り入れようと思うなら、限度額増額の届け出を出す。または利用実績が認められることで増額の案内が届くことも十分ありえるでしょう。限度額が最高800万円まで設定可能な消費者金融からでも、初回借入れることができるのはせいぜい数十万円です。
職業によって借入額は変わる
たとえ大きな金額借り入れようと思っても、属性が弱くては初回融資額が少なくなってしまいます。審査が通ってもアルバイト・パートでしか収入がないとしたら、10万円がせいいっぱい。消費者金融なら小額キャッシング可能でしょうが、銀行なら審査に通ってお金を借入れることができるかも怪しいです。
契約社員・派遣社員という非正規社員だったとしてもその条件はさほど変わりません。同じく10万円かよくても20万円ほどでしょう。これが正社員となれば話が少し変わります。30万円~50万円など初回融資の金額にもかなり余裕が生まれます。属性が強いほど、収入が多ければ多いほど、多くのお金を借入れることができるでしょう。
自営業なら経営規模によって借入額が変わる
自営業の方がキャッシングを行うつもりなら、その経営規模によって借入金額は変わりますが、せいぜい20万円か30万円などを覚悟しておきましょう。自営業なら事業目的の借入れを行う場合もあるので、自営業の方が借入れる際の審査は慎重になります。
自営業の場合、収入が不安定な場合もあるので、そもそも審査に落ちてしまうこともあります。
年齢で借入額は変わる？
年齢が若いとそれだけで借入れ額が減ってしまうなんてことはありません。年齢が若くたとえ学生だったとしても、職業がアルバイト・パートだったならアルバイト・パートの属性として審査されます。
それ以上お金を借入れるには増額の申し出が必要
さらに多くのお金を借入れるには、限度額を引き上げるために申請を出す必要があります。その後再び属性や信用情報を審査され、限度額をあげられるだけの情報を持っているのか。またはそれまでのキャッシング履歴が認められた場合。返済が滞りなく済んでいた場合。
優良顧客だと認めらたなら銀行や貸金業者側から増額の案内が届くことも珍しくありません。消費者金融などは増額に慎重な傾向にありますが、銀行ならあっさり限度額を上げてくれるなんてことも珍しくありません。
審査に通ったとしてもまずは小額キャッシングから
審査に通ったとしても、消費者金融の設定する限度額いっぱいまで借入れるのは難しいです。総量規制の問題。そして審査で見られた属性の問題でお金を借入れることができるのは、初回小額融資であることも多いです。
カードローンの中には借入れ期間が長くなればなるほど適用金利が下がるものなど、長期利用を想定されたものも多いです。カードローンの性質上継続利用する方がとても多いです。必要なときに必要な分だけ借入れることができるのがカードローンのメリット。
同時に複数社のカードローン申し込みは信用情報に残ってしまい、その後の審査で不利です。短期間の同時申し込みは避けて、厳選した業者へキャッシングの申し込みを行いましょう。