主婦でもおまとめローンで借金を一本化する方法について

普段の生活のやりくりを行うのは、日々の生活費を稼ぐ旦那様よりも主婦の皆様の方が多いかと思います。

生活費や食費、ローンの返済や保険等、お金に関する管理も主婦の方が扱う機会が多いでしょう。主婦の方の中には、手軽に利用できるキャッシング等を利用してうまくやりくりをしている人は少なくありませんが、手軽に借りられるからと、複数社に借り入れしてしまった方はいませんか?

しっかりと返済できるのであれば問題ありませんが、複数社からお金を借りると管理が大変になり、返済を滞るとどんどん金額が膨らんでいきます。

「もう無理!どうしよう!」そんな危機に迫られた主婦の方には、借金の一本化をお勧めします。

複数社からの借り入れを「一つの金融機関のみに絞る」ことで、管理がぐっと楽になり返済計画もたてやすく、結果として早く返済できる可能性が高まるからです。
ここでは、借金の一本化として多く利用されているおまとめローンや、カードローンについてご紹介します。

生活費を持っている主婦


おまとめローンとは?

おまとめローンとは複数社の借り入れを1つにまとめられるローンのことで、消費者金融でも銀行でも取り扱いがあります。

しかし、新規のカードローンの借り入れとは違い、収入面や信用情報を十分に吟味した上で審査を行うため、審査基準が幾分厳しいものとなっていることから申し込みをしても通らないことがあります。
特に、何らかの仕事に就いている主婦の方の場合は申し込みが可能となりますが、専業主婦では収入がないために申し込み条件に合わないこともあり、審査に通りにくい可能性が高いのです。

カードローンはおまとめローンの代わりになる?

「おまとめローン」の商品を利用しなくても、通常のカードローンをおまとめローン代わりに利用できるものもあります。
一般的に、カードローンは借入残高が多いほど金利が低めに設定される場合がほとんどです。

そのためまとめた方が低金利になると言えますが、主婦の場合は旦那さんの扶養の範囲内でいた方が税金や社会保険料等の支払いが軽減されるため、一番低い金利になるとは限りません。

金利が重要

一本化するにあたって、金利がどれだけ安くなるのか、まとめた結果月々の返済額が抑えられるのかを吟味して選ぶといいでしょう。
せっかく借り換えをしても、支払日がまとめられただけで月々の返済額が変わらない状態では一本化した意味がありません。
カードローンのサイトではシミュレーションできる場合がありますので、簡易版ではありますが状況を把握する意味でも大体の目安がつくのでおすすめです。

カードローンは原則として事業目的に使う以外は利用目的は問わないところが多いのですが、金融機関の中にはおまとめローン目的で利用するのか項目を設けてある所もありますので、幾分審査が厳しい可能性もあります。

目安として多くても4社以内まで認められることがあり、あまりにも金額が多いとクレジットヒストリーが良好でも否決されてしまうこともあるでしょう。
まずは借入残高の少ないローンから返済し、できるだけ借りている金融機関を少なくするのが先決となります。

消費者金融のカードローンの利用が難しい理由

主婦がおまとめのためにカードローンを利用する場合は、業者選びに注意が必要です。

貸金業に当たる消費者金融系では利用限度額が算定できないことから、収入がない専業主婦は申し込みが不可であることがほとんどです。
そのため専業主婦の方は、総量規制の対象外の銀行カードローンを検討した方がいいでしょう。

審査に通るには

消費者金融のカードローンを利用するには、パートでもアルバイトでもフリーランスでも定期的な収入があることが条件です。

収入のうち複数社の借金を合算して3分の1以内の額まで借りられますので、その範囲内におさまるならば消費者金融系のカードローンを選んでも良いでしょう。
しかし、収入が低い主婦の場合にはまとまった額の借り入れができないため、銀行カードローンを検討した方が望ましいです。

銀行カードローンの特徴とおまとめする際の注意

専業主婦の方や収入を低めに抑えている主婦の方の場合は特に、銀行カードローンでおまとめローン代わりに使うのがベストと言えます。
銀行カードローンでは総量規制を設けていないため、配偶者にある程度の収入があれば生計を一にしていることから、主婦にも借り入れができるように認めている銀行もあります。

旦那さんに借り入れのことが判明しても良い場合は、配偶者の同意書や源泉徴収票のコピーを提出すると配偶者貸付が可能となります。
配偶者貸付は配偶者の方の信用状態や収入から審査されますので、収入の低い方や専業主婦の方でも多額の借り入れが可能となり、おまとめローンとして使うには最適です。

ただし、旦那さんの会社に在籍確認の連絡が行く場合もあるため、内緒にして借り入れをしようとすると後で大変な事態になる可能性もあるので注意が必要です。

銀行カードローンの選ぶポイント

「返済金額を減らす」「お金の管理がしやすく返済計画が立てやすくなる」という目的で借金を一本化する場合は、目的を達成できるように銀行カードローンを選ぶ必要があります。

まずは、返済金額を減らすためにもできるだけ「金利の安い」カードローンを選びましょう。
現状の金利と比較した上で、より低金利でローンを組めるようになればそれだけで支払金額をぐっと抑えることができます。

金融機関の選び方

ただ、低金利の金融機関は審査が厳しい傾向にあります。そのため、「低金利」かつ「主婦でもOKといった審査が緩め」の金融機関を選ぶのがポイントです。
借金生活をしていると、常にお金のことが頭をよぎり、せっかくの休日も楽しく過ごせなくなってしまいます。

快適な円満生活を築くためには、借金に追われることのないように徹底したお金の管理が大切です。
是非この機会に借金を一本化し、毎日の生活を快適にする第一歩を踏み出しましょう。