「消費者金融ってつまり借金でしょ。キャッシングってトイチとか法外な金利を押し付けられるんじゃないの?」と思っている方はいらっしゃるでしょうか。もし本当にそう思っているのだとしたら、ちょっと漫画の読み過ぎかもしれません。
この記事を読めば、何の心配もなく今から消費者金融へ借り入れに行くことができます。皆さんが金利のことで不安に思っていることも無事解決いたします。実際、ここ数年で消費者金融の利用者は増えている傾向にあり、以前よりも身近な存在となっています。
さあ迷わないうちに、最短30分で審査結果がわかる消費者金融を利用してみましょう。
現在の上限金利は「18.0%」と覚えよう
皆さんが一度は聞いたことがあるような大手消費者金融は、そのすべてが上限金利18.0%以下でキャッシングを利用することができます。もちろん例外はあり、知名度の低い中小の消費者金融の中には、上限金利20.0%で貸し付けを行っているところもあります。ただし大手や中小を問わず、上限金利は下記のように貸金業法で定められています。
借入額 | 10万円未満 | 10万円以上~100万円未満 | 100万円以上 |
上限金利 | 年20.0% | 年18.0% | 年15.0% |
このため、一昔前に社会問題となっていたグレーゾーン金利はすでになくなっています。その時の金利を覚えていて、今現在のものと混同して勘違いしている方は少なくありません。上記の表のように、法律で範囲内の金利が定められています。
利息の計算方法
- 現在の借入額×金利×返済日数÷365
金利の上限がわかったら、次は利息を計算してみましょう。
計算式というと難しく感じる方もいらっしゃると思いますが、数字を入れて電卓を叩くだけです。お手元に電卓をご用意するか、消費者金融の公式サイトでシミュレーションを利用してみると良いですよ。
例えばある消費者金融Aにて、金利18.0%で500,000円のキャッシングをした場合で考えてみましょう。
年間で考えると、500,000円×18.0%で単純に90,000円の利息がつくことになります。
- 500,000円×18.0%=90,000円
ではこれを毎月ベースでみてみましょう。
毎月の返済の具体的な例
- 500,000円×18.0%×30日÷365=7,397円
1ヶ月目は上記の通り、7,397円の利息になります。つまりこの利息以上の金額を毎月返済し続けなければ、最初の借入額、元金は一向に減りません。
しかし安心してください。消費者金融毎に毎月の最低返済額というものが決まっているため、完済までは時間が掛かったとしても、必ず元金が減ってゆく仕組みになっています。
では2ヶ月目以降はどうでしょうか。
- 457,397円×18.0%×30日÷365=6,766円
仮に毎月50,000円ずつ返済を続けたとします。そこから1ヶ月目の利息7,397円をひくと、元金を42,603円返済したことになります。そのため、2ヶ月目は500,000-42,603=457,397円の元金から計算することになるわけです。
少し数字が増えて混乱するかもしれませんが、元金の500,000円から毎月の返済額50,000円をひいて、そこに1ヶ月目の利息7,397円をたしただけです。
3ヶ月目以降は下記の通りです。
- 3ヶ月目:(457,397-50,000+6,766=)414,163円×18.0%×30÷365=6,127円
- 4ヶ月目:(414,163-50,000+6,127=)370,290円×18.0%×30÷365=5,478円
- 5ヶ月目:(370,290-50,000+5,478=)325,768円×18.0%×30÷365=4,819円
- 6ヶ月目:(325,768-50,000+4,819=)280,587円×18.0%×30÷365=4,151円
- 7ヶ月目:(280,587-50,000+4,151=)234,738円×18.0%×30÷365=3,472円
- 8ヶ月目:(234,738-50,000+3,472=)188,210円×18.0%×30÷365=2,784円
- 9ヶ月目:(188,210-50,000+2,784=)140,994円×18.0%×30÷365=2,085円
- 10ヶ月目:(140,994-50,000+2,085=)93,079円×18.0%×30÷365=1,377円
- 11ヶ月目:(93,079-50,000+1,377=)44,456円×18.0%×30÷365=657円
- 12ヶ月目:(44,456-50,000+657=)+4,887円
- 利息の合計額:45,113円
驚愕の結果、なんと10ヶ月では完済できないことがわかってしまいました。結果的に12か月かけてようやく完済ができるのですが、その利息合計額は90,000円を大きく下回りました。もちろん、「毎月50,000円も返済にまわせないよ…」という方もいらっしゃると思いますが、毎月コツコツと返済を続ける方が利息をおさえることができますよ。