銀行カードローンを比較する際、一番目につく要素が「金利」です。どの銀行も「金利」を広告の全面に押し出しています。金利が低いと、支払う利息は少なくて済みますから、単純にお得ですよね。
今回の記事では、その「金利」の比較、さらにもう一歩進んで「サービス」なども比較していきましょう。
銀行カードローンの金利設定は重要
返済において「金利」の要素はとても重要です。金利が1%違うだけで、返済するお金は数千円から数万円違います。借入額が大きければ大きいほど、この金利による「返済額の違い」はより顕著となるのです。
銀行カードローンの金利を比較
実際に、銀行カードローンの金利を一覧にして比較してみましょう。
銀行名 | 金利 |
三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 3.5%~14.0% |
横浜銀行カードローン | 1.9%~14.6% |
住信SBIネット銀行カードローン | 0.99%~7.99% |
銀行によって、金利の設定はまったく違うののがわかってもらえるはずです。
金利を比較する際に注視するポイント
金利を比較する際注目してもらいたいのが、「上限金利」です。○%~○%で、後ろにくる数字が「上限金利」です。
上限金利に注目すべきなのは、はじめて銀行カードローンと契約した場合、適用される金利の設定はこの「上限金利」に近いものとなるからです。いくら設定されている「下限金利」が低かったとしても、借入時、最初からその数字が適用されることはほぼありません。
金利と同時に限度額も比較するべき
金利と同じく重要なのが「限度額」です。限度額とは読んで字のごとし、お金を借り入れることができる限界の金額です。ある程度まとまった融資を受けるつもりならなおさら、この限度額の設定にも気を配っておくのをオススメします。
銀行カードローンの限度額を比較
銀行名 | 限度額 |
三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 500万円 |
三井住友銀行カードローン | 800万円 |
みずほ銀行カードローン | 1,000万円 |
横浜銀行カードローン | 1,000万円 |
住信SBIネット銀行カードローン | 1,200万円 |
いかがでしょうか。銀行カードローンの種類によっては、倍以上の限度額が設定されていることもあります。都市銀行のカードローン3つにしても、一つとして同じ限度額設定はありませんよね。
限度額が上がれば金利も下がる
限度額は、カードローン利用中に申請を出して増額することもできますし、銀行から限度額増額の案内が届くこともあります。そのいずれかの手段で限度額を増額した場合、それに伴い適用金利も引き下がります。
限度額と金利の関係は、とても深いものなのです。
金利以外に「サービス」も重要
ここまでで、「金利」と「限度額」を比較してきましたが、比較するべきポイントはそれだけではありません。
カードローンごとに異なる、借入時、または返済時利用できる「サービス」が設定されています。銀行ごとに異なるサービスを比較しておき、サービスの充実度で利用するカードローンを選ぶのも、判断基準としてう有効です。
「即日審査」「即日融資」に対応している?
わかりやすいが、審査にかかる時間と、その後の融資にかかる時間の違いです。銀行カードローンは消費者金融よりも、審査と融資に多くの時間がかかることも多いです。お金の借り入れに時間をかけたくない方は、あらかじめ審査と融資にかかる時間を、しっかり把握しておきましょう。
銀行名 | 審査時間 | 融資時間 |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 最短30分 | 最短40分 |
三井住友銀行カードローン | 最短30分 | 最短即日 |
新生銀行カードローン レイク | 即時 | 最短即日 |
楽天銀行スーパーローン | 最短即日 | 最短即日 |
最近の銀行カードローンは、審査と融資にほとんど時間がかからなくなっています。その中でも審査と融資に時間のかからない銀行カードローンを4つ例に上げてみました。
この中で私がおすすめしたいのが「三菱東京UFJ銀行カードローン」です。審査が最短30分なだけでなく、テレビ窓口を利用すればその場で借入カードを発行可能です。スピードキャッシングに対応可能なだけでなく、低金利の設定も組まれており、ほとんど欠点のない銀行カードローンだと言っていいと思います。
借り入れに付加価値はつく?
さらにもう一つ踏み込んで銀行カードローンを比較したい人は、「借り入れに付加価値がつくか」を比較項目としておくことをおすすめします。
例えば「楽天銀行カードローン」のように、借り入れと返済で楽天スーパーポイントが溜まるものがあります。スルガ銀行カードローンも、キャッシング利用でTポイントがたまります。
最近は銀行も、他銀行カードローンとの差別化に熱心なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。銀行カードローンによって異なる「金利」を比較するのはもちろんのこと、「限度額」「サービス」も比較するのが大切だと説明しました。
お金の借り入れは、あなたの人生に大きな影響を与える問題です。実際に行動に移る前に、しっかりと比較することを忘れないでください。