モビットのカードローンはおまとめローンとして利用できる?

モビットはまとまった金額を借り入れできる消費者金融です。テレビCMでもおなじみの「三井住友銀行グループのモビット」というネームバリューも高い大手金融会社です。消費者金融ならではのスピーディな審査で、最短30分で審査結果を知らせてくれます。※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。借入限度額800万円でおまとめローンにも使えそうなモビットの特徴やメリットを考えてみましょう。

返済で苦しむ女性


モビットの特徴

1)WEBですべてが終わる簡単申し込み

モビットは申し込みから審査結果の回答まで、一連の流れがWEBで完結します。ネットなら24時間365日受け付けていますし、曜日や時間帯にもよりますが、審査がとにかく早いという口コミが多く見られます。早い審査というのはおまとめローンはもちろん、少額をすぐに借りたい人にとっては強い味方となってくれるでしょう。三井住友銀行グループ企業であるモビットの利点を生かせるインターネット申し込み完結は本当に便利です。三井住友銀行または三菱東京UFJ銀行の口座があれば契約後の融資までスムーズに進みます。もちろん、ネットだけでなく無人契約機も街角や郊外に点在しています。

2)おまとめでも安心の最高800万円

いくつもの借金をまとめたい場合、それぞれの融資額を合わせると数百万円になることも珍しくありません。消費者金融やキャッシングの中には限度額50万円から100万円ぐらいに設定されている商品も多くありますが、おまとめローンには不向きです。モビットならおまとめローンで使いたい時にも安心の限度額最大800万円と業界でもトップクラスとなっています。モビットでは借金の一本化やおまとめローンといったかたちでは提供されていません。しかし、使いみちが自由なカードローンなので、モビットで借りて他者の借金をまとめて繰上返済するといった使い方もできるようになっています。

3)月々の返済額が小さめ

モビットの返済は借入後残高スライド元利定額返済方式を採用しています。簡単に言うと、借入後の残高によって毎月の返済額が変動するしくみです。たとえば、現時点で借入残高が10万円以下なら月返済額4,000円、10万円ずつ設定が変わっていき、90万円超過100万円以下なら月額26,000円の返済となります。しかも、追加返済に対応しているので、まとまったお金が入れば返済して利息の節約もできます。


モビットのデメリット

1)おまとめローンのサービスがない

モビットのカードローンは使い道自由の商品なので、おまとめローンの代わりに使うことはできます。しかし、消費者金融でカードローンを申し込むとき、最初は数十万円からの限度額が設定されるケースが大半です。もしおまとめローンのように数百万円を借りたいときは、別途モビットに相談する必要があります。原則としては最初から借金の一本化として使える額は設定してもらえないと思っておいた方がよいでしょう。

2)金利が高め

モビットは銀行で融資を受けるのに比べれば、金利は割高に設定されています。これは担保や保証人が必要ない消費者金融では申し込む際に念頭に置いておかなければなりません。わずかな金利の差でも最終的に返済していくと利息だけで返済額が大きく違ってきます。ただ、銀行のおまとめローンのより審査が厳しくなかったり、利用がしやすいといったメリットはあるので、銀行と消費者金融のモビット、それぞれの特徴を比較するようにおすすめします。

3)総量規制の対象内

消費者金融であるモビットは年収3分の1までの融資しかできない総量規制の対象に含まれます。最大800万円の限度額ではあるものの、申し込み者の年収によってフルに借り入れができるわけではないので要注意です。消費者金融の大手の一つであるモビットなら、金利の面で多少低めに利用できるので、規模の小さな金融会社でおまとめローンを利用するよりはお得に借金の一本化ができると考えられます。モビットの上限金利は18.0%となっていて、銀行の融資に比べれば高めですが、消費者金融全体からすると低めの数字になっています。


消費者金融では使いやすさトップ

知名度や安心感から銀行のカードローンが好まれる傾向は強いものの、モビットは大手消費者金融として歴史もあり評価が高いといえます。おまとめローンというネーミングでは利用はできませんが、WEBから簡単に申し込みができるので、ユーザーの視点に立ったサービスが受けられます。年収の3分の1という総量規制の対象となっているので、これまでの借金額によってはおまとめローンとしての代用は難しいかも知れませんが、おすすめの消費者金融であることは確かです。
ここまでで、消費者金融のおまとめローンと銀行のおまとめローン、どちらが優れているのか気になった方は、「消費者金融のおまとめローンVS銀行のおまとめローン!頂上対決」を見てみてください。