金利 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 |
7.0%~14.9% | 500万円 | 最短30分 | 記載なし |
パート・アルバイト | 専業主婦 | 保証人 | 無人契約機 |
利用可 | 利用可 | 必要なし | なし |
「したく」の強み
- 銀行ローンならではの低金利
- 原則即日の審査対応
- 最高500万円、初回でも300万円まで借入可能な限度額
- 返済口座不要、手続きも簡単
ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、静岡県に本店を構える地方銀行「スルガ銀行」のローンをゆうちょ銀行が代理業者として提供しているカードローンです。金利も銀行カードローンならではの低水準で提供しており、返済の負担が少ないカードローンといえるでしょう。
また、借入に際して新たに口座を開設する必要がないのも特徴です。口座がなくても発行されるカードさえあれば、スルガ銀行、ゆうちょ銀行のATM、または全国提携ATMから借入することができます。
初回の借入では300万円を、初回以降は500万円を限度額として設定しています。まとまった額が必要な場合にも、力になってくれるカードローンです。
また、多くの人にとって、「ゆうちょ銀行」というネームバリューは安心感につながるはずです。そのため、それまでカードローンで融資を受けたことがない人にとってはうってつけのカードローンといえるかもしれません。
ゆうちょ銀行カードローン「したく」申込条件
ゆうちょ銀行カードローン「したく」の申し込み条件は、オフィシャルホームページで確認することができます。商品概要説明書には「20歳以上、70歳以下」「収入が安定している方」「指定する保証会社からの保証が受けられること」が申込の条件として記載してありました。
つまり、アルバイト・パートとして勤務していることが、申し込みの障害になることはないということです。また、多くの銀行カードローンのように「総量規制対象外」のカードローンなので、収入のない専業主婦の方でも配偶者に収入があれば申し込みすることができます。
ゆうちょ銀行カードローン「したく」の申し込み方法
「したく」に申し込みをするための方法は「ネット申し込み」「電話申し込み」「店頭申し込み」の3つです。それぞれの方法についてご紹介しましょう。
ネット申し込み
ゆうちょ銀行のホームページにはカードローン「しかく」用の申し込みフォームが存在します。クリックすると申し込み画面に遷移しますので、指示に従い申し込み手続きを進めてください。通常のカードローン申し込みで質問されるような内容を申し込みフォームに入力することになります。
パソコンを持っている方であれば、一番スムーズな方法ではないでしょうか。ただし、こちらの申し込みフォームはスマートフォンでの閲覧に対応していないようです。ネット申し込みで手続きをする場合は、パソコンからページを閲覧する必要があります。
電話申し込み
月曜日から金曜日の9:00~19:00までは電話で申し込むことができます。0120-508-911が「スルガ銀行ゆうちょローンサービスセンター カードローン・デスク」の電話番号です。
審査の回答が最短で30分で得られると案内されており、「したく」の申し込み方法の中でも特にスピーディーに進行する方法といえるでしょう。また、ネットでの申し込みにわずらわしさを感じる人にもおすすめです。
店頭申し込み
ゆうちょ銀行の取扱店で直接カードローンを申し込むことができます。お近く店舗については、必ず事前に確認していきましょう。郵便局だからといって必ずしもカードローンを取り扱っているわけではないのです。
スタッフが対面でやり取りしてくれるのでわからないことがあれば質問することができますが、店舗の営業時間という制約から申し込みできる時間が限られてしまうことがネックとなります。少しでも早く融資を受けたいという方は、この方法を選ぶべきではないかもしれません。
ゆうちょ銀行カード―ローン「したく」の審査は甘い?厳しい?
銀行カードローンといえば審査の厳しさもきになるところです。ゆうちょ銀行カードローン「したく」の審査は、いったいどのような評価を得ているのでしょうか?
「したく」の審査基準
あらゆるカードローン業者はそれぞれの審査基準を明らかにしていません。しかし、ある程度の審査基準はカードローン利用者の口コミから伺い知ることができます。口コミからわかっている情報をまとめてみましたので、ご紹介しましょう。
審査に関しては少し甘めという意見
インターネット上ではさまざまな口コミが見つかりますが、中でも「したく」の審査は甘いという意見が目立ちます。これは、「したく」がスルガ銀行から提供されていることが起因しており、審査もスルガ銀行が行っているためです。地銀であるスルガ銀行はゆうちょ銀行と提携することで幅広い層の利用者にサービスを提供したいと考えており、そのため間口を広くしているといわれています。
銀行カードローンというと審査が厳しいというイメージがあるかもしれませんが、「したく」であればスムーズに融資を受けられるかもしれませんね。
信用情報は適切か
カードローンの審査で判断される要素を端的にいえば、「この申し込み者は信頼できるのか?」という点になります。
そのため、過去の信用情報にキズがついていれば当然審査通過は難しくなってくるのです。また、意外な話ですがあまりにも真っ白で何もない信用情報も審査に落ちてしまう可能性が高いといいます。いわゆる債務整理を行ってから数年たち信用情報がありセットされなければ、そのように真っ白な状態はありえないといわれているからです。
「したく」の審査についても同様に、信用情報は重視されてくるでしょう。いままでカードローンを利用したことが無い方は、真っ白な信用情報を理由に審査に落ちてしまうことがあるかもしれません。そんなときは、まず少ない限度額で取引履歴を作ってみるといいでしょう。
「したく」の審査で見られるのは?
「したく」の審査はスルガ銀行に委ねられており、審査でチェックされる内容もスルガ銀行独自のものです。具体的な基準については担当者しかわかりませんが、これまでの利用者の意見から特に重要視されているであろうポイントをお伝えします
収入の安定度
収入の安定度は、「返済の確実性」を表しているといっても過言ではありません。銀行としては当然、貸したお金は利息を上乗せして返してもらわなければなりませんから、収入が安定しており返済が見込める人にしかお金を貸さないのです。
現在は、アルバイト・パートだからといって問答無用で申し込まないカードローンは少なくなりましたが、それでも収入の安定性はチェックされる要素のひとつでしょう。また、審査通過のためには収入と希望限度額とのバランスも大事です。申し込みの前に希望限度額が収入に対して現実的かどうかは見直してみる必要があるでしょう。
滞納金
過去にカードローンを利用して返済が滞った、債務整理を行ったなどという事実から信用情報にキズがあれば審査において障害となるのは有名な話です。しかし、そのほかにも意外な要素が審査において足かせとなることがあります。
ひとつの例が滞納金です。滞納金といっても信販会社などに対する滞納金だけではありません。電気代、水道代など公共料金の滞納も審査対象となります。
こうした滞納金があれば、「したく」の審査においても不利となることが予想されます。心当たりがあれば申し込みの前にこうした問題をクリアにしておくべきでしょう。特に公共料金の滞納については関係ないと結論付けてしまいがちなので注意が必要です。
「したく」の審査にかかる時間は?
電話で「したく」に申し込むと、最短30分で審査結果が電話にて伝えられるようです。なるべく急ぎで融資をうけたければ、電話で申し込むのがベストでしょう。
一方電話でも申し込む時間帯によっては翌日以降の結果通達になってしまうようです。また、スピーディーなネット申し込みでも時間によっては審査結果がわかるまで数日かかってしまう可能性は否めません。
ゆうちょ銀行カードローン「したく」からの借入
以上で「したく」の審査についてまでお伝えしました。続いては「したく」からの借入方法についても頭に入れておきましょう。
「したく」の借入方法は?
「したく」では提携ATMを利用する以外に借入を行う方法がありません。とはいえ、提携しているATMは数多くありますので借入に際して不便を覚えることはないでしょう。一方で、ATMを利用するしかない性質上ローンカードが届くまで融資は受けられず、即日融資は事実上不可能な点には留意しなければなりません。
ATMからの借入
「したく」では以下のようなATMから借入することができます。
- ゆうちょ銀行 ATM
- スルガ銀行 ATM
- セブン銀行 ATM
- E-net
- タウンネットワークサービス ATM
- イオン銀行 ATM
オフィシャルホームページではその他の全国の提携金融機関ATM・CDを確認することができます。
手数料を掛けたくない場合は、ゆうちょ銀行のATMから平日7:00~18:00までの間に借入を行うといいでしょう。ただし、ゆうちょ銀行のATMで無料時間内に借入する場合も1万円以下の借入だと108円の手数料が発生してしまいますので注意が必要です。
「したく」は大きな限度額が魅力
銀行カードローンの中でも限度額が高額なのが「したく」の特徴です。「したく」の限度額について詳しくお話ししましょう。
初回申込額の上限が300万円
「したく」は初回の利用から最大300万円まで借入することができます。スルガ銀行に返済能力をアピールすることができれば、最初から300万円を融資してもらうこともゆめではないでしょう。
また、利率は借入額に応じて少なくなりますので、返済の負担は軽減されていくことになります。収入が安定していれば、高額の融資を初回から目指してもいいかもしれません。
初回以降は500万円の借入も可能
初回以降、スルガ銀行との信頼関係を築けてきたら限度額いっぱいである500万円の借入に手が届く可能性も十分にあります。これほど大きな金額を銀行カードローンの低い利率で借りられるのは「したく」ならでは。借入残高が450万円超500万円以下であれば最低返済額が10万円以上となりますが、問題なく返済ができる状況であれば十分に現実的といえます。
ゆうちょ銀行カードローン「したく」の返済
続いては「したく」の返済方法について頭に入れておきましょう。
「したく」の返済方法は?
「したく」の返済方法は借入と同じようにATMによる返済のみです。くわしくは以下をご覧ください。
ATM返済
返済に利用できるATMを以下にご紹介します。
- ゆうちょ銀行 ATM
- スルガ銀行 ATM
- セブン銀行 ATM
- E-net
- タウンネットワークサービス ATM
- イオン銀行 ATM
基本的に借入できるATMであれば返済もできる、と覚えておくといいでしょう。また、返済は20日から翌月1日までの間に済まさなければなりません。
口座を指定することなく申し込みできるのが「したく」の手軽さでもありますが、その代わりに口座から自動引き落としとなるようなサービスはありません。そのため、うっかり返済期限を逃してしまう危険性はあります。そのため、遅延損害金の発生を免れるためには、支払い期限を忘れないように自らで気を付ける心がけが必要となります。
最低返済金額が借入残高によって変わってくる点も覚えておきましょう。借入残高が450万円から500万円の場合の最低返済額10万円を上限に、残高が下がるにつれて最低返済額も下がっていきます。残高10万円以下になれば、最低3,000円からの偏差も可能です。このようにフレキシブルな返済ができるのも「したく」の特徴となっています。
ゆうちょ銀行カードローン「したく」 総評
高額な限度額、銀行カードローンらしい金利の低さ、銀行口座なしで借りられる手軽さなどが「したく」の特徴です。一方で、インターネットでの借入に対応していない、即日融資は難しいといったデメリットがあります。
総合的に判断すると、急ぎで融資を受ける必要はないが、低金利でお金を借りたい、また「ゆうちょ銀行」というブランドに魅力と信頼性を感じる、という方には打ってつけではないでしょうか。収入と希望額のバランスさえとれていれば、審査もそこまで厳しくはなく標準的なようです。「わかりやすく借りやすい」という点でも初心者向けのカードローンということができます。