消費者金融の審査に通らない理由は?

大手の消費者金融カードローンの審査通過率は50%程度です。申しこんだ人のおよそ半数が審査で落とされています。その審査で落とされてしまう人には理由があります。
単純に収入が少ないなどの理由ではなく、もっと信用情報に関わる理由で審査に落とされる人が多く、信用情報に残った返済遅延や債務整理が理由で消費者金融からお金を借りることができなかった人が多いです。
意外と多いのが申し込んだ情報に記載ミスがあった人です。ミスで落とされてもその申込履歴は残ってしまい、後の審査で不利になってしまいます。
また、多いのが他社借り入れ状況による審査落ちです。他社借り入れが審査に与える影響について、「他社から借り入れがあっても審査に通る?」の中で説明しています。

悩んで紙をまるめる女性

申し込み情報の誤りで審査に落ちる

申し込み情報が、実際の情報と差があった場合にはそれを理由に審査で落ちてしまいます。過去の申し込み記録や業者が取り寄せた情報を元に審査を行い、そこで実際の情報との差異が見つかることが多いです。
申し込んだ時点でその情報は信用情報にしっかりと残ってしまいます。多数の業者へ申し込んだ情報は審査で不利です。審査へ申し込む時にはしっかりと厳選した数社へ、ミスのない情報で申し込みましょう。

申し込みで嘘をつくとどうなる?

中には嘘の情報を申し込む人もいます。審査で有利なように少しでも多くの収入を申し出る人。または働いてもいない職場の情報を申し入れるなど、申し込みで嘘をつく人は意外と多いです。
申し込みの嘘がバレた時点で審査に通るのはかなり難しくなりますし、審査の段階が進んだとしても在籍確認の電話でその嘘がバレてしまいます。
在籍確認で審査落ちになってしまう人は意外と多いですから、いかに職場の情報申込みで嘘をつく人が多いかわかります。

信用情報に残った返済遅延と債務整理で審査に落ちる

信用情報を審査された時その段階で審査に落ちてしまう人は意外と多いです。
信用情報に残るのはキャッシングに申し込んだという情報、その後実際にお金を借り入れた情報や借り入れたお金を返済した情報も残ります。問題なく返済した情報は正当な返済履歴として残りますが、問題は返済が遅れたという情報です。
消費者金融の審査ではその人が持つ返済能力を調べます。返済遅延があったという情報は返済能力を欠いていると判断され、審査で不利です。また返済額を減らすための債務整理の情報も信用情報に残ってしまい、大手消費者金融や銀行の審査でかなり不利です。
そもそも自己破産の記録が残っていたとしたら、その後10年ほどお金を借入れることができません。

属性が消費者金融の審査基準を満たさなかった

収入や勤続年数など、収入能力に直結するのが属性です。属性は加点方式で評価され、より多くの収入をもらっているほうが、アルバイト・パートとして働いているほうが点数は高くなります。
その属性を表すスコアが消費者金融の審査基準を満たせば無事審査に通ります。特に消費者金融はアルバイト・パートでもその他情報が補っていれば審査に通ります。
この属性の審査基準が甘いという理由でアルバイト・パートでもお金を借入れることができるのです。銀行の審査は正社員でないとかなり審査に通るのが難しいです。

まとめ

消費者金融の審査通過率はおよそ50%ほど。申し込んだおよそ半数の人は審査に落ちてしまっています。審査に落ちる理由はいくつか理由があり、その理由は似た理由で落ちている人が多いです。
申し込んだ時点でその情報が誤っていた人、嘘の情報で申し込んだ人、信用情報に返済遅延や債務整理の記録が残っていた人。消費者金融は属性の審査基準が甘いので、ここで審査に落ちてしまう人はアルバイト・パートとして働いており収入が少ない。勤続年数が極端に短いなどの理由が思い当たります。
誰にでもできる一番確実な審査対策はミスのない情報で、正直に申し込むということです。