消費者金融の審査は他社利用件数で厳しさが変わる?

消費者金融は審査で申し込んだ人の持つ返済能力を見ます。審査で重要なのが信用情報。信用情報とはその人が持つ今現在どれくらい借りているのか、そして過去にどこからどれだけ借りたのかの情報。
現在どの業者へ申し込み、どれくらいキャッシングを利用しているのか、その情報がすべて残ってしまいます。当然現在多重債務を抱えているならそれにより返済能力が低いとみなされてしまい、審査に不利です。それどころか、短期間の複数社への申し込みだけで生活苦を見ぬかれて審査で不利になってしまいます。少し無理してでも返済を敢行し借入件数を減らすことで、審査に強い信用情報を持っておきましょう。
借り入れ審査についての詳しい解説は、「【借り入れ審査徹底解説!】申込み前の要チェック項目」の中で説明しています。参考にしてください。

書類を持ってるビジネスマン

現在の申込件数が多いだけで審査に不利

借入件数が多いということは、それだけ多額のキャッシングを他方から行っていると判断されます。一社の限度額を上げるほど金銭的に余裕が無く、特に一ヶ月以内など短期間に複数の業者への申し込みをしている情報は審査でマイナスのイメージを与えることになります。
キャッシング利用前の状態からしっかりと業者を比較して、自分にあったキャッシングを利用することが大切です。

利用件数が多い多重債務者には業者が貸し渋る

申し込み件数が多いのと同じく審査で不利なのが、現在の借入件数が多いという情報。借入件数が多く、借入額も大きいということは、それだけ返済の負担が大きく返済能力が弱いという認識を持たれるきっかけになります、
多重債務者はそれだけ生活が不安定で金銭的にも弱く、返済能力が乏しいという認識を持たれてしまいます。審査に申し込む前におまとめローンの利用、債務整理、繰り上げ返済などで借入件数を少しでも少なくしておきましょう。
借入件数が少なく安定した信用情報と、収入などが安定した審査に強い属性があれば、消費者金融だけでなく銀行の審査にだって通るはず。

増えた件数はおまとめローンで一本化

借入件数を一気に減らすために一番気軽で手っ取り早い方法が、おまとめローンでのキャッシングです。おまとめローンは消費者金融や銀行で利用可能なキャッシングサービスで、複数の業者からの借入を消費者金融や銀行から借りたお金で一本にまとめることができるものです。
おまとめローンの審査は通常のカードローンよりも厳しくなってしまうものの、借入件数を一気に一件にまとめることができるのは大きなメリットです。債務整理で借金の負担をかなり軽くすることができますが、一人で手続きを進める手間や、専門家に依頼を出す手数料など、考えることが多いです。

信用情報に問題があった時点で審査落ち

収入をもらっているかどうか。正社員として働いているかどうか。それら属性の情報はすべて審査で再優先ではありません。それよりも借入件数や申し込み件数、または返済状況や過去の返済遅延の情報など。これらが審査で再優先となります。
審査に落ちてしまう人の多くがこの信用情報に問題があったことに由来します。特にパート・アルバイトとしての収入がなくとも利用可能な消費者金融は、信用情報に問題が無ければ審査に通すことも少なくありません。

まとめ

審査で見られる信用情報には、借入件数や申し込み件数も重要な情報として集められます。借入件数だけでなく、返済状況や借入状況も関わってきますから、もし審査に落ちてしまったならこれらの情報に問題がないか考えてみましょう。
カードローンの審査よりもおまとめローンの審査は借入額が大きくなることや、申し込んだ人が多重債務者であることなどが理由で審査が厳しくなります。申し込むならあらかじめ借入件数を少なくして、審査に強い信用情報を持って起きましょう。