以前と比べると、最近の消費者金融は、とても気軽に借りられるようになりました。
即日融資に対応した金融会社が多くなっているのに加え、街を見渡せばいたるところに無人契約機が設置されています。しかし消費者金融のサービスが向上したのも考えものです。「消費者金融からの借金」のハードルが低くなってしまったからです。今回お話を聞くKさんも、甘い気持ちでプロミスの自動契約機から申し込みを行った一人です。
Kさんのお話を聞いてみましょう。
プロミスから借りたのはささいなきっかけ
―Kさんがプロミスのカードローンを利用しようとしたきっかけは何だったのですか？
K：その時私は仕事のストレスもあり、休みの日は遊興費として散財を行っていました。ただ、徐々に支払いの金額大きくなり、どんどん給料も貯金も減って…。
―生活が苦しくなった？
K：ええ、やめようやめようと思ったんですけど。
―カードローンで借りたお金をどうやって使ったんですか？
カードローンで借りたお金は自由に使える
K：生活費の足しにしたり、また遊びの元手にしたり…。カードローンは借りたお金の使いみちが自由なので。
―カードローンで借りたお金でパチンコをしていたんですか？
K：それがいけなかったですね。
―お金の支出は、遊び方次第でかなり違いがありますからね。
「プロミス」の看板が光るビルへ入ると自動契約機が
―最初はどうやってプロミスのカードローン契約を行ったのですか？
K：無人契約機ですね。看板に「プロミス」と書いてあるビルに入って、そこでカードを作りました。
―無人契約機なら即日融資で借入ることができますしね。
K：そうなんですよね。ブースに入って1時間もかからずカードが手に入って、ブース出たらATMがあったけど、なんかそこで借りるのは嫌だったので外のコンビニATMでお金を借りました。
―はじめはいくら借りられました？
K：限度額が低かったので、10万円も借りていないと思います。「必要ならまた借りればいいや」という気持ちがあったのかもしれません。簡単に返せると思ってたんでしょうね。
初めてのキャッシング時に使える「30日間の無利息サービス」で気が緩んだ
―キャッシングには最初から抵抗は無かったですか？
K：いや、借金だけはするまいという気持ちはあったと思います。でも、プロミスの「はじめての利用で30日間無利息」のサービスで気が緩みましたね。
―無利息なら返済も簡単そうですよね
K：そうなんです。しかも一ヶ月っていうのも絶妙で…。最初は確かに警戒もしてたしあまり大金借りなかったのですぐ返済できましたが、問題は次回以降ですよ。最初の借金で勝手がわかったので、ずるずる借りてしまいましたね。しかもちょっとずつ借りる額が多くなっていって…。
―Kさんのような方は多いと思います。
K：ええ…。消費者金融は確かに借りやすいし、テレビCMでもすごく良さげに見えますが、その実情はあまり変わっていないかもしれません。僕の金銭管理が甘いのもあるかもしれませんが…。
返済が苦しくなって借り換え
―その後どうなりました？
K：なんていうか、このままじゃいけない！と一念発起して、銀行カードローンで借り換えて、今後はしっかり返済しようと決めました。銀行カードローンへ申し込むときも、「返済のための借り換え」っていうことを伝えて。
―審査は通りました？
K：ええ、返済額もだいぶ減って。もう今後はプロミスからお金を借りるのも、ギャンブルもやめようと。
―それは何よりです。Kさん、ありがとうございました。
まとめ
Kさんは遊興費捻出のため、プロミスのカードローンを利用するまで追い込まれてしまいました。確かにプロミスのカードローンは利用目的自由で使いやすいものの、気をつけておかないと、Kさんのように銀行カードローンで借り換えないと返済が追いつかないほどになってしまいます。
今回のKさんの例を、あなたのキャッシングに役立ててください。