消費者金融での借入を踏み倒せるか

会社員の方も主婦の方も学生の方もカードローンやキャッシングなどでお金を借りやすい時代です。身分証明書を持って行けば必要事項を記載して申込みをすることが出来、審査に通ればはれて欲しいお金を手にすることが出来ます。
しかしここで問題なのがその後の返済です。借入をした時には家族がいて自分にも程よい稼ぎがありローンを組んでもお金を順調に返済していく計画を立てることが出来るでしょう。ですが現実は突然の事故や夫婦の熟年離婚などで突拍子もなく変化します。そんな時にローンの残りがあったら自分の今後の生活はどのようになるのでしょうか。


ローンは踏み倒すことが出来ますが難点があります

消費者金融から借入をした当初は順風満帆で良い生活をすることが出来たため返済も苦のないものでしたが、現在は色々な事件が起こってその返済が難しいという方もいらっしゃいます。そこで自分の生活を守り今後尽力するという約束のもと踏み倒す方法についてご紹介致します。中には踏み倒す行為が難しくきちんと成立しない場合もあるので注意が必要です。

【借入契約を】
・自分の財産をほぼ全て返済に充てる自己破産宣告
・時効が来るのをただひたすらに待ち続ける

自己破産という言葉はテレビのニュースでもよく見かける言葉で耳にした方も多くいらっしゃいます。自己破産とは債務整理の一つで自分の財産を全て返済に充てて借金をなくすという方法です。これは借金がたとえ自分の全財産より金額が上回っていたとしても踏み倒すことを裁判所が認めるもので、公的な書類や弁護士などの協力のもと行われる行為です。しかし債務整理を行うと自分の財産はほぼ全て失い若干生活に必要なものを持って家を出ることになります。住宅も車も全て差押えになるため自分の身一つで生きていくことになるのです。
次に借金の時効についてですが借金にはそれぞれ借り方によって時効が設定されています。知り合いからお金を借りたという場合には10年であり慰謝料などは3年です。そして気になる消費者金融での借入には5年の時効が設定されています。ですがこのような時効を成立させるにはとにかく借金があるということを認めないようにしなければなりません。消費者金融側から内容証明郵便が届くと半年間その時効は延期されるため5年6ヶ月間待つことになります。そして時効が成立しても借金を取り立てようとする業者はいるため本当の意味で時効による踏み倒しは出来ないということになります。


消費者金融で借りた後の計画について

カードローンやキャッシングなど借りやすい金融サービスを消費者金融で利用した後にしっかり返済をしていても、ある日突然返済が出来なくなる事態が起こる場合があります。一生一緒にいようという約束の元とりおこなわれた結婚も離婚でなかったことになりますし、家族の中で大きな病気を患ってしまった方が現れた場合には医療費がかかり常に薬を必要とする場合には月々数万円の出費も余儀なくされます。
人間は生身なので常に一定に管理することはとても難しくとても大変です。生きている間の自己管理はとても大切ですが健康でいる方も突然病が出てくる時がありますし、今の環境が一変することは予想出来ません。
ですが自分の人生設計の一部として消費者金融からお金を借りたりローンを組んだりしたのであれば、それは自分が判断したことでありそれは責任を持って全うすべきことなのです。
実際に踏み倒そうとして画策したり弁護士に相談したりしようとする方はとても多くいらっしゃいますが、返済をしていくと自分が生きる最低限の生活を維持出来ないという方でのみ踏み倒せるくらいの確率です。生活が苦しい訳でもないのに返済したくないからという理由で手続きをしようとすると色々な不幸を舞い込むはめになるのでお気を付けください。